MCAアドバンスは、国際的に標準化されたLTE技術を適用した共同利用型の自営無線システムです。
一般のスマートフォンなどで使用している公衆回線網と比べて災害に強く、自社で通信網を設置・運用するよりもコストを抑えて安定した通信インフラを確保できます。
また、音声通話に加えて、地図情報、チャット、映像伝送などのデータ通信ができるため、さまざまなアプリケーションもご利用できます。
なお、無線サービスは一般財団法人移動無線センター様が提供しています。

①災害時にも繋がりやすく輻輳しにくい通信サービス
公衆回線（携帯キャリア）とは独立した周波数帯域・専用の中継局設備を限られた自治体・民間企業で利用する共同利用型の自営無線システムのため、公衆回線と比べて災害時にも繋がりやすく輻輳しにくい。
②災害時にも止まらない万全の通信設備・運用体制
耐震性に優れた中継局設備、72時間以上運転可能な非常用電源の整備、専用の燃料補給体制、統制局システム＆バックホール回線の二重化、24時間365日の運用監視体制などを具備。
③多くの大規模災害でもサービス継続した実績
2011年 東日本大震災、2016年 熊本地震、2018年 北海道胆振地震、2019年 令和元年房総半島台風、2020年 令和2年7月豪雨(熊本県他)などにおいて、MCA無線は止まることなくサービス継続。被災自治体に無線機を無償貸出を行い、災害復旧活動に貢献。
④信頼性と広域性を両立した唯一無二の通信サービス
耐災害性に優れた自営無線（MCAアドバンス網）と広い通信エリアの公衆回線（NTTドコモ網）の二重化により、自営無線と公衆回線の両方のメリットを活かした通信サービスを提供。
⑤災害時にも迷わず使える簡単便利なタフネス端末
スマートフォン型の端末のため、誰でも簡単に操作可能。また、高い堅牢性、防塵・防水、長時間バッテリー搭載、手袋装着時も操作可能なタッチパネルなど、災害時でも使えるタフネス端末。
⑥災害時だけでなく平時にも使える便利なアプリケーション
音声通話（個別通話・グループ通話）に加えて、地図情報、チャット、映像伝送などのデータ通信（アプリ）が利用できるため、災害対策本部と現場（被災現場・避難所など）との効果的なコミュニケーションが可能。